韓国のデパートに出店する場合、当たり前の話ですがデパートで販売をしてくれるスタッフを雇用しなければなりません。韓国のデパートは基本的に場所を貸してくれるだけで他には何もしてくれません。まぁここは日本のデパートも大差はないと思います。大抵の…
韓国で飲食店を出店して、人気店になると必ずデパートから連絡があり 「イベントに出店しませんか?」と声がかかる。韓国のデパートといえば現代、ロッテ、新世界の3大デパートと高級品だけを取り揃えたギャラリアデパート、最近では郊外都市にできる新世界系…
2008年に鶴洞駅(ハクドン駅)近くのアパートの1階の小さな店舗からスタートした「TokyoPanya」は2012年からフランチャイズ展開へ向けた準備を始めた。 写真はTokyoPanyaチョンラ店(加盟店)2012年までは路面店を2店舗、デパート店を3店舗を全て直営で切り盛…
日本でも昨今、「働き方改革」という言葉をよく耳にします。僕らの世代(1980年生まれ前後)やそれより上の世代の人達は残業なんて当たり前で、手を出される事だってあった時代に育ったから、言ったらダメってわかってるけどつい「最近の若いもんは!」とか…
フランチャイズビジネスをするのに欠かせないのが商標登録です。誰かに先に登録されてしまったら、自分が今まで手塩にかけて育てたブランド名が使えなくなってしまったり、使用料を払わなくてはならなくなってしまいます。そんな事が起こらないように誰より…
業務用冷蔵庫、冷凍庫の選び1つで、お店のオペレーションが大きく変わってしまう場合があります。 使いやすさ、掃除のしやすさ、サイズ、機能性を必ず確認して購入する必要があります。1度もお店を経営された事のない方は何を基準にして選べば良いか分からな…
突然ですが、あなたは商品を販売するための陳列台って、どこで売っているかご存じですか? まぁ陳列台といっても様々ですよね。僕の場合はパンの陳列台という事になります。化粧品なら化粧品を陳列する為の、酒屋ならお酒を陳列する為のそれぞれのニーズに合…
経理「今日、本店に材料屋の配達のおじさんが来た時に、私に変な事いうんですよー。」 僕「どうしたの?」 経理「配達のおじさんが言うには、BくんとHくんが東パンギョ店で、この前の日曜日に一緒に働いてたって言うんですよ。でも東パンギョ店ってもう無く…
2013年9月から3ヶ月間、11月の末までの条件でHくんの提示通りの給料とアパートもグレードアップした。フランチャイズの2店舗はBくんが良くやっていてくれて順調で、徐々に韓国人シェフも育ってきた。来年(2014年)からは本格的にフランチャイズ展開もできそう…
フランチャイズ2号店となる東パンギョ店は2013年6月10日にオープンする事になった。西パンギョ店も引き続き好調を保ちつつ日商平均約200万ウォン、東パンギョ店も厨房のない販売のみのお店としては上出来な日商平均100万ウォンを売上げ、2店舗の合計でほぼカ…
2012年2月、西パンギョにフランチャイズ店舗1号店ができた。ここは今後のフランチャイズ展開の中枢になる店舗として、地下をまるまる厨房にして、1階に売り場とカフェスペースを設けた。オープンに当たり、韓国のコサという商売繁盛祈願が行われた。西パンギ…
2011年の後半頃から、フランチャイズ化の話がきた。今まではフランチャイズ化する事を考えていなかったが、実際にオファーがあり、どのようにすれば可能になるかを考えるようになった。Bくんは利益率の高いお店を数店舗やるのがベストという考え方で、フラン…
カロスキル店のシェフは決まらぬまま、カロスキル店はオープンする事になった。仕方がないので、しばらくの間は僕が本店とカロスキル店を行ったり来たりしながらパン製造は韓国人スタッフ中心で回す事にした。オープンしてまもなく、元同僚Hの友達B(以下「B…
カロスキル店をオープンするに当たり、カロスキル店を中心で回してくれる日本人パン職人を探していた。僕は日本に帰国し元同僚Hに会いに行き、韓国で一緒にやらないか?と誘った。僕「今、TokyoPanyaは韓国でかなりキテる!しかもカロスキルっていう、東京の…
2010年怒涛の成長をしていたTokyoPanyaに4億ウォン(日本円で約4000万円)投資するからお店を立地のいい場所に出さないか?という話が来た。2007年に韓国に初めて来てから、韓国の飲食店や街・ストリートの流行り廃りを見て来た僕はすぐにカロスキルに出したい…
韓国、特にソウルでは街単位、ストリート単位で流行ったりする。僕が韓国に来た2007年はアックジョンロデオの流行りが終わる頃だ。この街やストリートの流行には法則がある。1.個人事業者が個性的でお洒落なカフェ、レストラン、居酒屋が街、ストリートを彩…
韓国の流行の移り変わりほど早いものはない。2007年8月に初めて韓国に来てから色々な物が流行り、そのほとんどが終わっていった。流行りにも色々あり、ポテトチップスが流行る時もあれば、インスタ映えするケーキ、ストリートや街が流行る時もある。職業柄意…
2010年の初旬には1店舗だったTokyoPanyaは4月にロッテ江南店、8月には現代COEX店、モクドン店と計4店舗になり、デパートの休日は月に1回しかなく、ロッテと現代が同時に休みになるとは限らない為、ほぼほぼ365日営業になった。開店してからまだ1年10ヶ月。驚…
今日は韓国の厨房道具市場をご紹介いたします。방산시장バンサンシジャンと読みます。ここには製菓製パン用の厨房道具を中心に包装用品、容器、リボン、壁紙、照明、タオルなどなど、店舗運営で必要となる様々な小道具を取り揃えることができます。 방산시장…
2010年8月3日、僕はこの日を忘れる事は無いだろう。現代デパートCOEX店とモクドン店の同日オープン。真夏の暑い日だった。その日は朝6:00に起きて車に1件目のモクドン店で明日から使う包装用のショッピングバッグやケーキボックス、ネームプレート、諸々を車…
2010年韓国でパンブームを巻き起こした大人気ドラマ「製パン王キム・タック」最高瞬間視聴率は58.1%!舞台は1970~80年代の韓国パン業界。平均視聴率も50%越えてて、韓国人の2人に1人が見てる計算ですよー。すごくないですか!?このドラマの影響で雑誌や…
2010年4月、やっとの思いでロッテデパートに出店できたの日の夕方、お店に今度は現代デパートから連絡が入った。「現代デパートにも出店して頂けないでしょうか?まず6月にイベントがありまして、ミア店とCOEX店に1週間づつ参加して頂いて、そのあとCO…
今日は韓国のデパートに出店する際に準備しなければならない物事をまとめて行こうと思います。Tokyopanyaの話とは少し離れるので面白くはないかもしれません(笑)出店のオファーは基本的には各デパートのMD(マーチャンダイザー)担当から店舗に電話が入りま…
2009年6月、LOTTEデパートの江南店のMD担当から電話がかかってきた。「TokyoPanyaは今とてもネットで注目されています!是非!LOTTEデパートに出店して頂いたいのですが可能ですか?今度お店にお伺いしてお話しさせてもらえますか?」あのブログの影響力は凄…
2009年3月、日頃お世話になっている先輩からの紹介で「ESSEN」という料理専門誌でお店を取り上げてもらえることになった。生まれて初めての雑誌の取材でとても緊張した。Q.日本のどこでパンを学びましたか? A.パンの専門学校には行っていません。…
今日は日本人が韓国でお店を開く、起業するのに必要な準備についてお話します。ネットで【韓国 起業】【韓国 開業】【韓国 お店を開くには?】などと検索すると、ほとんどがコンサルティング会社のページに誘導されるようになっていて、どこのサイトとまでは…
オープンしてからが本番。何を当たり前なことを言ってるんだとお思いでしょうが、実際に飲食店をゼロから立ち上げて開業したことがある人にはわかってもらえると思います。どんなお店だって必ず経験する開業前の準備。開業の資金集め、どんなお店にするか企…
工事も大詰め。もともとあった看板を下ろし、オーニングを設置して、TokyoPanyaの看板に付け替えていよいよオープンが近づいてきた。なんて少し目を離していたら発注と全然違うオーニングを設置し始めてて笑った。 何その緑と白のシマシマ!?ww ちゃんと…
予算の都合上、店舗の中に住むことになり、外から見えないように壁で仕切り、この壁の裏の約3畳半くらいのスペースでしばらく生活することになった。工事中、大家さんが来て「韓国の冬をなめるな!こんなとこで生活してたら死ぬぞ!俺がオンドル材料費と1人…
新しいプロジェクトが少しづつ動き出している2018年9月。 本格的にプロジェクトが動き出す前に今までのことを振り返ってみようと思う。思い起こせば、ちょうど10年前の今頃、TokyoPanyaの1号店となるお店の準備をしていた。 ここがTokyoPanya1号店になる前の…