韓国ドラマ「製パン王キム・タック」

2010年韓国でパンブームを巻き起こした大人気ドラマ「製パン王キム・タック」最高瞬間視聴率は58.1%！舞台は1970～80年代の韓国パン業界。平均視聴率も50％越えてて、韓国人の２人に１人が見てる計算ですよー。すごくないですか！？

このドラマの影響で雑誌やテレビがパン職人を取り上げる事が多くなり、ちょうど同じ時期にブログで話題になり、ロッテデパートに出店して、現代デパートでイベントをして注目を集めていたTokyoPanyaにも韓国にいるリアルキム・タック日本人版という事で沢山の取材が来た。

チャンスの神様の前髪を掴んだ！世の中の流れまで背中を押してくれる感覚だった。お店が勢いに乗ってる時にパン屋のドラマが韓国で流行るなんて！チャンスの神様の仕業に違いないw

上の写真は韓国の主婦層に人気の雑誌「リビングセンス」で韓国のリアルキム・タック日本人版として取り上げてもった時の記事。

現代デパートのイベントもとても成績が良く、イベントが終わってもいないのに現代デパートのＭＤが「COEX店だけではなく、モクドン店にも出店してください。」といわれ、8月4日に2店舗同時オープンという事になった。飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこれだ。

こうなると、流石に今の店舗だけでの生産力では回らなくなるので、店舗物件の2階に部屋を借りて厨房設備を入れ、パンは１階、ケーキは２階と生産を分けてすることにした。気付けば社員が厨房に８人、デパートに販売員５人、計１３人になっていた。

あの時、ロッテデパートに出店する決断をしていなかったら、現代デパートのイベントに参加していなかったら、ここまでの波に乗ることはできなかった。そういうタイミングってあるんだととても実感した出来事だった。

そして僕の人生で一番過酷な日となった、現代デパート同時２店舗オープン前日の８月３日がやってくる。この話は長くなるので今日はここまで。

今日のブログのテーマ曲
「できっこないをやらなくちゃ！」サンボマスター

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