韓国で飲食店開業!フランチャイズ展開!

韓国でTokyoPanyaというパン屋を経営している藤原保真と申します。韓国で飲食店開業したい方に僕の経験がお役にたてば幸いです。

現代デパートのイベント出店。

2010年4月、やっとの思いでロッテデパートに出店できたの日の夕方、お店に今度は現代デパートから連絡が入った。「現代デパートにも出店して頂けないでしょうか?まず6月にイベントがありまして、ミア店とCOEX店に1週間づつ参加して頂いて、そのあとCOEX店に正規出店して頂くというのはどうでしょうか?」


売れっ子になってしまったw


それはまるで、M-1で優勝した次の日から仕事のオファーがどんどん入る芸人のように、次から次へと連絡が来た。

雑誌の取材、テレビの出演、デパートの出店の依頼。

COEXモールは現代デパート、ショッピングモール、映画館、水族館、外国人専用カジノなどが集まる複合施設で2010年当時は超人気スポットでソウル中から人が集まり週末になると歩きづらくなるくらいの集客力があった。

ここにお店を出せればソウル中の人に知ってもらえる。何が何でもやらなきゃいけない!でも6月まであと2ヶ月しかない。間に合うのか?間に合わせるしかない。やってみよう!

「チャンスの神様は前髪しかないんだって」

やるしかない!よーしやったらー!

2010年6月9日~13日 現代デパート ミア店
2010年6月14日~27日 現代デパート COEX店
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このスケジュールの厳しいポイントはミア店からCOEX店に移動する日。13日ミア店を閉店してすぐ荷物をまとめてCOEX店に移動しまたセッティングしなおして14日の朝にまたオープンさせなきゃいけないという事。しかも、次の日からのCOEX店は一体どれだけ売れるかわからない。人生で2番目に過酷な日それが2010年6月13日~14日だった。

今でもすごく良く覚えているのは、このイベント期間中の2010年6月はちょうど南アフリカでワールドカップをやっていて日本も韓国も盛り上がっていた。しかも日本は自国開催以外での初の決勝トーナメント進出ですげー見たかったけど、結局1試合もみれなかった。それどころじゃなかったw

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上の写真は現代デパートミア店のイベント店舗
パンのメニューは6種類に絞り、前々から仕込んでおけるクッキー系も用意した。



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上の写真は現代デパートCOEX店のイベント店舗
ここではオーブンも持って行き、僕も午後からはCOEXに行き現場でパンを焼けるようにした。

COEX店舗の売上は予想以上で毎日200万ウォンを越えた。

COEXでのイベント中はもうマラソンランナーズハイのような状態で体はすごく疲れているんだけど、忙しいのが気持ちよくなっていて、常にどこらからか声が聞こえていたw

「TokyoPanyaで日本のパンを世界に広めるのじゃー!それがおぬしの役目なのじゃー」



ホントだってwいや、ホントなんだってww



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