TokyoPanyaストーリー ~カロスキル編④~
2012年2月、西パンギョにフランチャイズ店舗1号店ができた。ここは今後のフランチャイズ展開の中枢になる店舗として、地下をまるまる厨房にして、1階に売り場とカフェスペースを設けた。
オープンに当たり、韓国のコサという商売繁盛祈願が行われた。
西パンギョ店が開店する日、僕が2008年にTokyopanyaをスタートさせたときには1つもなかったお祝いの花が「いいともか!」ってツッコミたくなる程来た。
フランチャイズ化する為に、パン製造、コーヒー販売のマニュアル作り、韓国人パン職人の育成にとりかかった。
西パンギョは新都市で韓国の若い夫婦が住むエリア。ソウルの中心部にも車で20~30分で行けるとてもいい立地だが、街自体には人通りは少なく、僕はそこまでの売り上げは期待できないと考えていたが、その予想は大ハズレでオープン初日から大繁盛。ベッドタウンと繁華街の商圏の雰囲気はここまで違うものなのかと驚いた。
西パンギョ店がオープンして、まだフランチャイズをどのように展開していくか模索している段階で、西パンギョ店から車で10分くらいの、東パンギョというIT系の多いオフィス街にあるビルの1階にテナントを持つオーナーから是非ここでTokyopanyaをやりたいとオファーがあった。
インテリア費用全部負担するから、パンを納品だけして欲しい。という要望で利益は折半しようという話だった。
フランチャイズを運営するGP社は運営マニュアルはまだ出来てはいないが、西パンギョ店から近く、納品するだけなら現場にシェフもいらないし、インテリア費用全部負担してくれるなら、何のリスクもないと判断し、東パンギョ店が誕生することになった。
全ては順調に進んでいる。
進んでいた。
しかし、この東パンギョ店オープンがきっかけで、思いもよらない事態になっていく。
つづく。
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