韓国で飲食店開業!フランチャイズ展開!

韓国でTokyoPanyaというパン屋を経営している藤原保真と申します。韓国で飲食店開業したい方に僕の経験がお役にたてば幸いです。

韓国のデパート戦略

韓国で飲食店を出店して、人気店になると必ずデパートから連絡があり 「イベントに出店しませんか?」と声がかかる。

韓国のデパートといえば現代、ロッテ、新世界の3大デパートと高級品だけを取り揃えたギャラリアデパート、最近では郊外都市にできる新世界系列の大型ショッピングモールのスターフィールドなどがある。

僕もこの10年間で何度もデパートに出店して、韓国のデパ地下で何が流行るか、どんなアイテムがデパート向きでデパート向きじゃないかがわかる。今日はそれを解説していきたい。

①現場でライブで作れる商品は売れる。

結論から言うと、やはり1番はコレ!お客さんの目の前で商品が作られていく工程を魅せられる商品が1番説得力がある。匂いまで出ていたら最高!

デパートの店舗は与えられるスペースに限りがあり在庫を沢山置けない為、小さいスペースで生産でき、そのままお客さんに提供できるアイテムがデパートでは最強。

例をあげると、先日、デパートにイベント出店した時、隣の店舗だった台湾バブルティー屋さんはとてもデパート向きだと思った。

鍋でぐつぐつ煮ている黒いタピオカを、お客さんの目の前でカップに入れ、その上から出来合いのミルクティーを入れるだけ。1杯5,000ウォン位なのに飛ぶように売れていた。1個5,000ウォンのパン(ほとんどが1個2,000ウォン前後だがw)を作る労力と比べると明らかに前者の方が圧倒的に生産効率が良い。
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パンを実店舗で作ってデパートに納品するのでは、まず納品する為の営業許可を役所に行って取るだけでも大変な上、デパートに着く前に商品が冷めてしまうし、ただ陳列しているパンを販売だけする事になってしまうので、やるならアイテムを絞って現場にオーブンだけ置いて、焼くだけで出せる商品を考えて出店するべき。でもなかなかパンの場合は成形したり、発酵させたり手間がかかり過ぎてしまうのでパン屋はデパート向きでない。しかも、厨房施設まで入れているパン屋との競合になってしまう為、かなり厳しい。

やるなら焼き菓子の冷凍生地を持って行って、現場では型に流して焼くだけって感じの商品がデパートには向いている。

パンの部類で言うとホットドッグ屋はデパート向き。ジューシーなソーセージを現場で焼いて、パンに挟むだけ。これならパンを現場で焼かなくても出来たて感はでる。

デパートはとにかく商品を絞って高単価で現場で生産出来るもの!!コレです!!


②パッケージの高級感

デパートというイメージはやはり街の商店街より高級感、非日常感を演出しなくてはいけません。商品のクォリティーより見た目を重視する方がハッキリ言って韓国のデパートでは売れます。昔、シュニーバーレンというドイツのお菓子が韓国デパートで大流行したことがあります。完全にこのケースです。でもやはり商品のクォリティーが低かったので1年くらいであっという間に消えていきました。が、当時は連日長蛇の列でした。
当然、ショッピングバッグもビニールより紙のショッピングバッグの方が好まれます。

デパートに進出する際は包装用品に少しお金をかけましょう!

【まとめ】

現場でライブ感が出せる商品で高単価で生産効率が良く、お持ち帰りのパッケージもお洒落な商品が最強です!

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