オンドルの作り方
予算の都合上、店舗の中に住むことになり、外から見えないように壁で仕切り、この壁の裏の約3畳半くらいのスペースでしばらく生活することになった。
工事中、大家さんが来て「韓国の冬をなめるな!こんなとこで生活してたら死ぬぞ!俺がオンドル材料費と1人分の人件費だけで作ってやるからボイラーだけ買って来い!」って事で、どちらにしろ店舗でもお湯は使うのでボイラーを購入し、大家さんを待った。
大家さんは硬い素材でできた耐熱ホースと鉄線のネット薄い発泡スチロール、木の板、コンクリートを持ってきて作業にとりかかった。今までオンドルがどうやって出来ているなんて考えもしなかった。でも、本当にシンプルにかつ性能抜群にそれは完成した。
【オンドルの作り方】
木の板で高さを作り、薄い発泡スチロールを敷き詰めて荒い目の鉄線をはり、そこにボイラーからお湯を通せるように耐熱用のホースをボイラーから連結して、地面にジグザグに張り巡らせる。浮き上がって来ないよう下に敷いている鉄線に要所要所固定していき、最後はコンクリートで埋め固める。乾いたらフローリングマットを敷いて完成です!
ボイラーからホースの中を暖かいお湯が循環してコンクリートを暖めてくれるってわけ。
気を付けなきゃいけないのは、韓国は冬マイナス20度とかまで下がる時もあるから、そういう時はオンドルを使わない時でも低い温度で設定してホース内の水を循環させておかなければならないって事、水が循環してないとマイナス20度くらいだと簡単に室内でコンクリートの中でもホース内の水が凍ってしまって、溶けるまでオンドルが使えなくなるって事。
一度作り方を見てしまえば誰でも構造は理解できるし、今度もし誰かが予算がなくて店舗の中に一時的に住まなくてはならなくなった時、今度は僕が作り方を教えてあげられるなぁwwwもしあればの話だけど
本当に何でもそうだけど、知ってるか知らないかって事だけでドえらい違い。知らなかったら、もちろんオンドルなんか作ってないし、作らなかったら韓国の冬を1年も越えられずに凍死してたかもしれないね。結果、作業員の人件費と材料費でたった50万ウォンで完成。大家さん!とっても勉強になりました!!命の恩人です!!!
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