韓国で飲食店開業!フランチャイズ展開!

韓国でTokyoPanyaというパン屋を経営している藤原保真と申します。韓国で飲食店開業したい方に僕の経験がお役にたてば幸いです。

TokyoPanya誕生までの軌跡

工事も大詰め。もともとあった看板を下ろし、オーニングを設置して、TokyoPanyaの看板に付け替えていよいよオープンが近づいてきた。なんて少し目を離していたら発注と全然違うオーニングを設置し始めてて笑った。

f:id:tokyopanya:20180928235110j:plain
f:id:tokyopanya:20180928235129j:plain

何その緑と白のシマシマ!?ww
ちゃんとカラーパターン見て確認とって発注したのに何で?って、いきなり韓国の洗礼受けたけど、さすがに発注の証拠があったから交換してくれた。ここまでの事はなかなか無いにしても韓国の工事ではよく起こることなんで現場監督を自らやっておかないと色んな所が色んな事になっちゃいますよ!!

前の投稿の壁とかもよーく見ると直角じゃないですからね!

f:id:tokyopanya:20180927233105j:plain

奥は90度だけど、手前87度じゃね?wwwいやもっとかも
当時は毎日工事のおじさん達とあーだこーだ言い合いながら同じ釜の飯ならぬ、同じ鍋の韓国風中華やらビビンパやらを食って一緒に仕事をした。いい思い出だ。

f:id:tokyopanya:20180929000646j:plain

オープンまでの毎日が怒涛の日々だった。現場監督やりながらショッピングバックや名刺デザインして発注して材料会社に見積もりもらったり、直接買い物行ったり、販売価格の設定やら商品の値札作り、同時に営業許可証も取らなきゃだし、それに伴い衛生教育も受けにいかなくてはならない。

インテリア工事が終わると今度は電気工事、ガス工事が入り業者も行ったり来たりバタバタしてた中、事件は起きた。

工事中ここにコンセント挿す所があったらいいなーと考えていた矢先に電気工事の人が入ってきたので、「ここにコンセントの挿し口、作ってもらえますか?」って頼んだところ、「今材料がないから近くの店で買ってきて取り付けてやるよ。」って話になり、その人が現金持ってないというので10万ウォン渡して「領収書持ってきてください。」と頼んだのを最後に、彼が戻ってくることは無かった。

他の工事のおじさん達に聞いてもそんなやつ知らんと一蹴された。詐欺師にだまされたのである。工事中は業者さんの出入りが盛んで、それに紛れてフラっと入ってきた奴にやられてしまった。馬鹿すぎた自分がいけないのである。そんなの絶対先払いしてはいけない。

看板が届いたwwオーニングも発注した色に変わった。

f:id:tokyopanya:20180929000103j:plain
f:id:tokyopanya:20180929002932j:plain

工事が終わり、厨房機器にも電気が通り、ラストスパート。試作を作って近所の子供たちに食べてもらって反応を見た。電話を引きレジを準備。ここでも今思うと馬鹿だったのはレジって一体どこで売ってるんだろうってソウル中走り回ったんだけどPOS会社に電話して契約すれば一式全部タダで貸してもらえます。

当時はこんな当たり前の事すらわかってなかった。ビジネスをやる上で無知とは危険以外の何ものでもない。パンの製造方法でもそう、何においても時代の最先端の技術やノウハウを知っているのも知らないのもあなた次第なのだ!今考えると当時あれだけ無知で良くやれたなって思う。兎に角ガムシャラだった。

f:id:tokyopanya:20180929003103j:plain

そしてTokyoPanyaはまだまだ未熟な僕(当時29歳)と霧雨の降る2008年10月31日(ハロウィンの日)に韓国ソウルの7号線の鶴洞駅(학동역)近くにひっそりと誕生した。写真はオープン当日の写真。


ブログ村のランキングに参加しています!
このブログが面白いと思っていただけたら
クリック投票お願いします!!

↓↓ここポチっ↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
その他の韓国情報へは
↓↓ここポチっ↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へ
にほんブログ村
その他の海外ブログへは
↓↓ここポチっ↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村


インスタもやっています!よければフォローお願いします!

@tokyopanya_yasuma