韓国でお店を開くには?起業するには?
今日は日本人が韓国でお店を開く、起業するのに必要な準備についてお話します。
ネットで【韓国 起業】【韓国 開業】【韓国 お店を開くには?】などと検索すると、ほとんどがコンサルティング会社のページに誘導されるようになっていて、どこのサイトとまでは書きませんが個人事業者登録の代行サービスと銘打ち25万円とっている業者もありました。
ちょっと待ってください!事業者登録証なんて韓国の最寄の税務署に行けば簡単に取れます。必要な書類も集めるのそんなに難しくないのです。韓国語が出来ないからってテンパる必要は無いのです。僕が10年前あなたの分まで走り回っておきましたwwこんなことにあなたの大切な開業資金を使うのは止めましょう。
日本語でほとんどまともな情報が載っていなかったのでここにまとめておきます。
まずは観光ビザでいいので韓国に来てお店を開きたいと思うエリアに店舗物件と住む家を探しましょう!!
え!?っと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、これが1番最初にやらなくてはいけないことです。なぜならば全ての書類にあなたの住所を書かなくてはいけないし、何より事業者登録証を取るためには事務所もしくは店舗の賃貸契約書が必要になるからです。
ビザがなくても物件は借りれます。ご心配なく。
物件が決まり、住む家が決まったら、次が事業者登録証です。これに必要な書類はここのサイトに書いてあります。
사업자등록증명 | 민원안내 및 신청 | 민원24 | 정부24
翻訳するとこういうことです。
1.事業者登録申請書(税務署あるので当日書いてもよし)
2.身分証明証(パスポートで大丈夫です)
3.賃貸契約書
以上です。これだけあれば誰でも事業者登録できます。これに25万円ってマジ?しかも多分不動産も紹介するって言って手数料もしっかり取られますよきっとwしかも家賃からもマージンもらっててその物件で商売をしてる間ずーと、そのコンサルティング会社にチャリンチャリン入っちゃいますよ!
よーく考えてみてください。事業者登録というのは韓国であなたが税金を収めるために登録するものです。韓国だってあなたが働いて払ってくれる税金を徴収できるのですから簡単に発行してくれますよ!下の情報はあるコンサルティング会社のサイトをスクリーンショットしたものです。ご覧下さい。
【韓国 起業】で検索すると上の方に出てくるサイトから引用
代行サービス自体を否定するつもりはありませんが、自分でやる時間が本当にない人か、お金に余裕がある人だけ利用してください。開業資金に余裕がない方は自分でやった方がお得です!!
とはいえ、僕も昔アメリカに留学した時に留学斡旋会社に留学の手続きを頼み手数料払って代行サービスを利用した事があります。どうやったら留学できるのか分からなかったし、自分で調べるには面倒くさそうだし、できるか自信もないし、そんな心の弱さですよねきっと。
でも、知ってさえいれば、正確な情報さえあれば自分でも絶対できたはずなんです。分かってしまえば如何に25万円が無駄な出費か!もうお分かりですね。
事業者登録申請が済んだらKOTRAという機関に行きます。ここで投資家ビザというのを発給してもらいます。僕が申請した2008年当時は5000万ウォン以上の資本金でビザを発給してもらえたのですが、今は個人事業者だと最低3億ウォン以上、法人は最低1億ウォンの資本金がないとビザがおりなくなってしまいました。昔は個人事業者の方が取りやすかったのですが、今は法人の方が取りやすいですね。ここが一番ネックになる部分です。詳しくはこちらから↓↓↓↓↓
www.incubation-korea.com
法人の場合はこちらから↓↓↓↓↓
www.incubation-korea.com
KOTRAで申請して韓国に銀行口座を作り、一度日本に帰国して資本金を韓国に作った銀行口座に送金します。ここでKOTRAに申請せずに送金してしまうとビザがおりないのでご注意ください。
送金が終わり、再度韓国に観光ビザで入国しKOTRAに行くと投資家ビザに書き換えてもらえます。
起業が目的で飲食店をやられない場合はここまでの流れでいいのですが、飲食店をやられる場合は営業許可証も取らなくてはなりません。営業許可証に必要な書類はこちらから↓↓↓↓↓
www.gn.go.kr
営業許可証にはかなりの種類があります。たとえばパン屋なら製菓製パン用の営業許可、レストランなら一般飲食店用の許可が必要です。基本的には必要書類は一緒ですが少しづつ異なることもあるので、そこは最寄の保健所で聞いてみてください。因みに、韓国にはリカーライセンスのようなお酒を販売するのに特殊な許可は必要なく、一般飲食店の営業許可証でアルコール類を販売できます。
営業許可証の申請には手数料が28,000ウォンかかります。
必要な書類は以下
1.営業許可申請書(保健所でもらえます)
2.身分証明証(投資家ビザのID)
3.衛生教育修了書(保健所にいって次いつ講習があるか聞いてください。講習を受ければもらえます)
4.保健証(保健所で簡単な診断を受ければもらえます)
5.賃貸契約書
6.ガス、水道、消防施設完備証明書(保健所に書類があるので記入するだけ)
7.代理人の場合は委任状
サイトの方には9番までありますが、6から8番はひとつの書類なのでまとめました。
8.法人の場合は登記簿謄本と法人の印鑑証明も必要です
以上の肯定をこなせば韓国で飲食店を開業できます。
時間の流れによって少しづつ必要書類が変わる可能性もありますが、その時は随時更新していきます。
25万円とは言わないのでインスタフォローとブログ村ランキングをポチっとしてください!
ブログ村のランキングに参加しています!
このブログが面白いと思っていただけたら
クリック投票お願いします!!
↓↓ここポチっ↓↓
にほんブログ村
その他の韓国情報へは
↓↓ここポチっ↓↓
にほんブログ村
その他の海外ブログへは
↓↓ここポチっ↓↓
インスタもやっています!よければフォローお願いします!